こんにちは!株式会社ジャパン・エンダストリアル 小糠愛乃です。
今回は、ナビゲーションやアクションを示す「Iconコントロール」について解説します。

この記事でわかること

  • Iconコントロールの役割
  • よく使うプロパティと設定方法
  • 実際の利用シーンとコード例

Iconコントロールとは?

Iconコントロールは、ボタンや操作の意図を直感的に伝えるためのアイコンです。
視覚的にわかりやすく、ユーザーの操作をサポートします。

例:

  • 「戻る」「保存」「追加」ボタンにアイコンを表示
  • 編集・削除操作をアイコンで示す

主なプロパティ

プロパティ名内容使用例
Icon使用するアイコン種類Icon.ArrowBack / Icon.Save
OnSelectクリック時の動作Navigate(画面_一覧) / SubmitFrom(From1)
Colorアイコン色Color.Blue
Size大きさ32
Visible表示/非表示If(varShowIcon, true, false)

よく使う関数と組み合わせ

関数用途使用例
Navigate()画面遷移Navigate(画面_詳細)
SubmitForm()データ送信SubmitForm(EditForm1)
Set()アイコン表示/非表示切替Set(varShowIcon, !varShowIcon)

実用シーン例

Icon_保存.OnSelect = SubmitForm(Form_受講者); Notify(“保存しました”)

保存アイコンをタップするとフォーム送信+通知表示します。

応用設定

やりたいこと方法
条件で表示切替Visible = If(IsBlank(TextInput1.Text), false, true)
色で状態を示すColor = If(ThisItem.ステータス=”欠席”, Color.Red, Color.Black)
ナビゲーションアイコンOnSelect = Navigate(画面_一覧)

まとめ:Iconを使いこなすコツ

  • Iconプロパティで種類を選択
  • OnSelectでアクションを定義
  • VisibleやColorで動的表示
  • 直感的な操作サポートに最適

次回予告

次回は「ComboBoxコントロール」について解説します。
複数の選択肢の中から1つまたは複数を選べるコントロールで、ドロップダウンよりも柔軟にデータを選択・入力できる便利な機能です。