こんにちは!株式会社ジャパン・エンダストリアル 小糠愛乃です。
今回は、日付を簡単に選択できる「DatePickerコントロール」について解説します。

この記事でわかること

  • DatePickerの役割
  • よく使うプロパティ
  • 実際の利用例

DatePickerコントロールとは?

DatePickerコントロールは、カレンダー形式で日付を選択するためのコントロールです。
入力ミスを防ぎ、日付データを統一した形式で扱えます。

例:

  • 研修開催日の登録
  • 申請日・期限日の指定

主なプロパティ

プロパティ名内容使用例
DefaultDate初期表示の日付Today()
SelectedDate選択された日付DatePicker1.SelectedDate
Format表示形式“yyyy/mm/dd”
MinDate / MaxDate選択可能範囲MinDate = Today(), MaxDate =Today()+365
OnSelect選択時の処理Set(varDate,DatePicker1.SelectedDate)

よく使う関数と組み合わせ

関数用途使用例
Set()選択値を変数に格納Set(varDate,DatePicker1.SelectedDate)
Text()日付を文字列に変換Text(DatePicker1.SelectedDate, “yyyy年mm月dd日”)
If()条件判定If(DatePicker1.SelectedDate < Today(), Notify(“過去日は選べません”))

実用シーン例

If(
DatePicker_開催日.SelectedDate < Today(),
Notify(“過去の日付は選べません”, NotificationType.Error)
)

過去の日付は登録できないように制限します。

応用設定

やりたいこと方法
過去日を選べないように制限MinDate = Today()
日付を変数に即時反映OnSelect = Set(varSelectedDate,DatePicker1.SelectedDate)
表示形式をカスタマイズFormat = “yyyy年mm月dd日”

まとめ:DatePickerを使いこなすコツ

  • SelectedDateで日付を取得
  • Formatで表示形式を調整
  • MinDate/MaxDateで範囲制限
  • SetやText関数と組み合わせて柔軟に使用

次回予告

次回は「Iconコントロール」について解説します。
アプリ内でボタンやナビゲーション、状態表示などに使えるシンプルな図形やアイコンを表示するためのコントロールです。
デザインを分かりやすくしたり、操作性を向上させたりするために活用できます。