こんにちは!株式会社ジャパン・エンダストリアル 小糠愛乃です。
今回は、操作を実行する「Buttonコントロール」について解説します。
この記事でわかること
- Buttonコントロールの役割
- よく使うプロパティ
- 実際の利用例とコード
Buttonコントロールとは?
Buttonコントロールは、クリックやタップで処理を実行するためのボタンです。
フォーム送信、画面遷移、データ登録など、ユーザー操作のきっかけになります。
例:
- 「検索」「削除」などの実行ボタン
- 「保存」「登録」「戻る」ボタン
主なプロパティ
| プロパティ名 | 内容 | 使用例 |
| Text | 表示文字 | “保存” |
| OnSelect | クリック時の処理 | SubmitForm(EditForm1) |
| Color | 文字色 | Color.White |
| Fill | 背景色 | RGBA(0,120,212,1) |
| DisplayMode | 使用可否 | If(IsBlank(TextInput1.Text),DisplayMode.Disabled,DisplayMode.Edit) |
実用シーン例
If(
IsBlank(TextInput_Name.Text),
Notify(“名前を入力してください”, NotificationType.Error),
SubmitForm(Form_受講者)
)
このコードは、「名前が入力されていないとエラーを表示し、入力されていればフォームを送信する」という処理をしています。
応用設定
| やりたいこと | 方法 |
| 入力がないと押せないようにする | DisplayMode = If(IsBlank(TextInput1.Text),Disabled, Edit) |
| 成功時に画面遷移 | OnSelect = Navigate(画面_完了) |
まとめ:Buttonコントロールを使いこなすコツ
- OnSelectで動作を定義
- 条件付きDisplayModeでUX向上
- SubmitFormやNavigateと組み合わせて活用
次回予告
次回は「Galleryコントロール」について解説します。
複数のデータを一覧で表示したり、選択して詳細画面に遷移させたりする際に使う基本コントロールです。
